TROPICALISM-0°

THE BOOM TROPICALISM-0°歌詞
1.JUSTIN

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

おいで この腕の中
覚えたての歌を唄おう
長い登り坂だね
つまづいても進んで行こう

君は ひとつ ひとつ 覚えてゆくのだろう
僕は ひとつ ひとつ 忘れてゆくね

眠れ 泣き疲れたら
碧い海へ還る時まで
碧い海へ還る時まで


2.TROPICALISM

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

白保や今(なま) 心(くくるう)とぅなとぅなとぅ
ムルロアや今(なま) 灰に包(ちち)までぃてぃ
我(わ)んねー汝(いーや)やかん 長(なげ)ーんや生(い)ちからん
どぅーぬ力(ちから)ーさに いーじ行(い)きよ我(わ)ん子(くわ)ーよ

Have you ever stop to think for yourself
What you doing to the World is not good for our health
God make the land, and he make the sea
Why you want to change his plan? Explain it to me

人やまた 罪(ちみ)に罪重(ちみかさ)に
神(かみ)までぃん罪(ちみ)や 犯(うか)す日がちゃんでぃちん
どぅーぬ信じたる 道進(みちすす)みよ我(わ)ん友(どうし)

I'm not blaming you, he, him or she
This World is full of destruction, Why can't you see?
Just stop and think about little babies
They will be the man and woman of tomorrow
By that time I may be dead and gane
All the bomb testing must stop gwane
We are here to produce and not to destroy
Never you take God land for no toy


3.漁火

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

朽ち果てる僕 フィヨルドに沈み行く舟
目をそらす君 舟底に刺さる十字架

もっと そばに来て もっと

背を向ける君 ビロードを敷き詰めた海
ひざまずく僕 ひれをもぎ取られた魚

漁火が またたく

誰も祝福しない 愛でもいい
それでもいい
離さない
だから‥‥


5.Call my name

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

落としたもの 探しながら 生きてるより
失くしたこと 忘れるほど がむしゃらでいい

壊したもの 拾い集め 立ちつくすより
壊した手で 次のものを 生み出せばいい

傷ついても 微笑む時の 君が好きさ
人の胸で 泣きたい時は 僕を呼べばいい

他人の顔を 気にしながら うまくやるより
つまずいても 笑われても がむしゃらでいい

壊れた橋 叩きながら 歩き出すより
自分の力 見極めたら 走り抜けたい

涙拭いて 微笑む時の 君は素敵さ
一人きりじゃ 負けそうな日は 僕を呼べばいい

数え切れない愛に 君は包まれて 生まれたこと 忘れないで

Whenever you feeling lonely and down
Just call me, Just call my name
I will be there to make you happy
Wherever wherever however
Japan or Jamaica
I will be there to dry your tears
Di pila pan di mike and mi no have no fear
So tell Kobe people dem to be ware
We come inna di place and we sing, say!

数え切れない人に 君は支えられて 生きてること 忘れないで

傷ついても 微笑む時の 君が好きさ
人の胸で 泣きたい時は 僕を呼べばいい

涙拭いて 微笑む時の 君は素敵さ
一人きりじゃ 負けそうな日は 僕を呼べばいい


6.街はいつも満席

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

ハッと目覚めて あわてた朝
君との約束の朝
ポテトの香りに誘われ
のぞき込んだ店は今日も満席さ

パッと変わった信号機に
おいてかれた のろまな僕
離ればなれの一分で
のぞき込んだ店も今日は満席さ

君が髪を切るたび
僕はギターをはじき
歌を作るだろう

ちょっと押されて すべり落ちた
買ったばかりの磯辺焼
おいしそうな湯気が残る
ふさぎ込んだ君は僕に幻滅さ

やっと座れた映画館は
ちょっと気取ったラブ・コメディー
今こそ愛を伝えよう
のぞき込めば君は遠い夢の中

君の涙見るたび
僕はギターを置いて
歌を忘れよう

5×9=45 6×9=54
こんな具合にスラスラと
君を好きと言えたならば
曇りがちの空に月が輝き
曇りがちの空に星がまたたき
湿りがちの街は今日も満席さ


7.砂の岬 Ponta de Areia

作詞:MILTON NASCIMENTO・FERNANDO BRANT・日本語詞:国安真奈・宮沢和史
作曲:MILTON NASCIMENTO・FERNANDO BRANT

故郷行きの列車
遠く霞む 汽車の音

砂の岬へ続く
旅路はもう 野に埋もれた

あの娘の面影が今も
名残惜しく 手を振ってる

男達は 飲み明かした
女達は 子をあやした

ミナスの町からバイーア
今は誰も居ない旅路

Ponta de Areia, ponto final
de Bahia-Minas, estrada natural
que ligava Minas ao porto, ao mar
caminho de ferro mandaram arrancar


8.JET LAG

作詞:宮沢和史・DICK LEE
作曲:宮沢和史

Don't need anyone giving directions
Don't need any old props to dress up my life
Every life's on show every minute
So, we throw in some lies
It's alright.
They're only white lies
They're alright.

I don't ask for too much Keep it simple
Yes, I try to be true when I am in love
Love is always so complicated
So, we throw in some lies
Just enough.

Am I alone, pretending
Enerything is wonderful and perfect in the state of love
Nothing can and nothing will go wrong
Can you believe in it?
Even if
The lies can make you strong?

My eyes are red not from crying out for you
My eyes are swollen from Jet Lag, you see
My eyes are red not from breaking up with you
My eyes are swollen from Jet Lag
It must be!

I don't want very much Just a lover
And I try to be true when I am in love
But for some the truth has no meaning
Just the same old white lie's
Not enough.

Am I alone, pretending
Enerything is wonderful and perfect in the state of love
Nothing can and nothing will go wrong
Can you believe in it?
Even if
The lies can make you strong?

My eyes are red not from crying out for you
My eyes are swollen from Jet Lag, you see
My eyes are red not from breaking up with you
My eyes are swollen from Jet Lag
It must be!


9.手紙(DOWN TO TRIP MIX)


10.幸せと書いた手紙

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

二百歩 歩けば いつものあの風呂屋
待ちきれず渡る線路

電信柱を ゆさぶる北風が
二人の手を結ばせる

笑いとばしているうちに 悲しみは去ってく
そんな僕の口ぐせに うなずいては泣いた

いつか結ばれると信じてた
春が来ると信じてた
涙こらえ出て行った あの日

小骨が ちょこんとつかえた この心
「幸せ?」と聞いた手紙

背中に積もった雪にも気づかずに
肩を抱いた高円寺

屋台の親父の話にのせられて
仲直りしては帰る

笑いそびれているうちに 幸せは去ってく
そんな星のいたずらに うなずいては泣いた

いつか迎えに来てねと 言った
忘れないでねと 言った
涙こらえ手を振った あの日

小骨が ちょこんとつかえた この心
「幸せ」と書いた手紙


11.Samba de Tokyo

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

電話番号が書かれた落ち葉が 足下で秋の終わりを告げる
車の窓からもれるリズムに合わせ 踊るモレーナ達

勝ちどき橋を渡り 佃島に浮かぶ月が欲しいとせがむ
ゆりかもめと競いあうモノレールは 天国の近道

そっとかわす口づけは 鉛色の風に吹かれてく
東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と出逢った街

衣替えした学生 コマ劇場の前にも夏が来るよと告げる
地下道に歌が響き 空っぽのギターケース 夢がたまる

自分を好きになれない夜は
この街さえ憎しみ込めてた あの日

そっとかわす口づけは 銀色の雨に包まれる
東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と暮らした街

そっとかわす口づけは 鉛色の風に吹かれてく
東京 愛しき我が街 君が生まれ 僕と出逢った街


12.ほほえみ

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

時間(とき)のぬかるみに 足を取られそうな夜
テーブルの焦げ跡 指でなぞっている君

君の心に 絡んだ毛糸をほどいて
何も聞かずに 今すぐ抱きしめられたら

泣き出してしまえば 楽になると知ってても
僕の胸の中 試すように微笑んだ

君の心に 綴った日記を破いて
何も言わずに 今すぐ抱きしめられたら

巡礼の足音が近づく
罪人のねぐらにも燈を灯すために

君への愛が 言葉に出せずに錆つく
手にしたものは 時間とギターと砂時計

失くしたものは 翼と海図と君だけ


13.空想の戦場

作詞:宮沢和史
作曲:小林孝至

アスファルトをむしり剥がす キャタピラの轍
女達は赤児を捨て 空爆に見とれる
空想の戦場では ねずみ色の血が流れる

子供達はブラウン管で 殺戮を覚え
大人達をアウシュビッツへと 閉じ込め始める
神を名乗った男は 窓のない部屋で神に祈る

空想の戦場では 誰もが平和を願い
敗者のいない争いに 明け暮れてるだけ

煽動者は 敵も告げず 「戦え」と叫び
流行歌は 術も言わず 「立ち上がれ」と言う
飲みつぶれた戦士の日々は リモコンで幕を降ろす

空想の戦場では 誰もが権利を武器に
正義が消えた裁判を 繰り返してるだけ

空想の戦場では 誰もが徴兵を逃れ
勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ

君の枕もとから 2000kmの国では
今夜もミサイルの届け先を 捜し求める

空想の戦場では 誰もが平和を願い
敗者のいない争いに 明け暮れてるだけ

空想の戦場では 誰もが徴兵を逃れ
勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ
勝者のいない争いに 酔いどれてるだけ
酔いどれてるだけ

アスファルトがいつものように 町をつないでる


14.僕

作詞:小林孝至
作曲:小林孝至

ああ 聴こえるよ いつもと同じ歌が
ああ 流れるよ 頭の中で 声が

寂しい体を残さず消して
一人歩きの気持ちを探して

いつでも一人の体を消して
一人よがりの気持ち押さえて 押さえて

ああ 溶け出した体から 何もかも消えていく
生まれたところへ帰るために

眠ってる間に僕は 知らない町へ連れてかれ
頭に何か付けられて 体のパーツ換えられた
優しさ悲しみ埋められ 怒りさえも盗まれ
笑うことも止められ 家族や恋人替えられた
これが夢なら醒めた時 もっとひどくなると思った
だけど何が正しいなんて 誰が本当に悪いなんて
だから今日は今日で生きよう 夢じゃないのは確かだし
だから今日は今日で生きよう 夢じゃないから 本当だから

ああ 感じるよ 胸の中 湧いた涙
ああ 震えるよ 心の全て 揺れて

僕と君と僕 混ぜて 混ぜて かき混ぜて

ああ 溶け出してる頭の奥
かき混ぜて かき混ぜて
灰になっておしまい


15.夢を見た

作詞:矢野顕子
作曲:宮沢和史

夢を見た あなたを見た
どんな話か 忘れた
笑顔だけ残った
涙が出た

夢を見た あなたを見た
体のなかが 熱を持つ
届かない指先
涙が出た

ひとりでいるこの心
ひとり抱きしめている
あなたがここにいれば
もっと もっと さびしくなるのに

朝になる のどが渇く
夢の向こうへ 耳をすます
日の光もてあそぶ
涙がかわく

ひとりでいるこの心
ひとり抱きしめている
あなたがここにいれば
もっと もっと さびしくなるのに

ひとりでいるこの心
ひとり抱きしめている
あなたがここにいれば
もっと もっと さびしくなるのに

きっと きっと
さびしくなるのに


16.時がたてば

作詞:宮沢和史
作曲:宮沢和史

荒く閉まるドア 煙だけが部屋に残る
雨足は早く もう君には追いつけない

捨て猫のように ひざを抱いて 微笑む君を
そっと抱き上げて 隠すように暮らした町

ああ 時が来れば わかることも あるはずだね
だから 今夜きりにしてしまおう 涙なんて

あの空高く 僕は飛んでみたいと言った
かわりばえのしない 生活を君は愛した

ああ 時がたてば 笑いごとに なるはずだね
だから 今夜きりにしてしまおう 涙なんて

明日になれば 二人の目には
違う景色が 朝日を浴びて 輝くだろう

荒く閉まるドア 時計だけが時を刻み
古いレコードが 部屋の隅で時を止める


17.手紙(オリジナル・ヴァージョン)